【枝もの定期便 2023年10月】
野バラ
みなさまこんにちは。
「枝もの定期便」では、その時々の天候や仕入れ状況に応じて、プロが選定したベストな枝ものをお届けしています。
今回の枝もの便りは『野バラ』です。
(仕入れ状況によってお届け内容は変わります。ご了承ください)
バラ科バラ属の落葉低木。ノイバラとも呼ばれ、北海道〜九州に広く自生しています。
花が終わる夏頃から枝にぎっしりとつきはじめる丸い実は、時期によってグリーン〜オレンジ〜赤へと変化していきます。
バラの実は「ローズヒップ」と呼ばれますが、お茶として利用されるものは別品種。日本に自生している野バラの実は営実(えいじつ)という名の生薬として利用されます。
※枝ものの実は口に入れないようご注意ください。
愛らしい存在感はリースやアレンジメントの花材としても大人気。
日が経つとともにだんだんと実にシワが寄りドライになっていく姿にも趣を感じます。
バラ科のため、枝にトゲがある場合があります。
お手入れの際には、厚手のグローブを装着されることをお勧めします。
次回の枝もの便りも、どうぞお楽しみに。