三陸広田湾牡蠣のスタウト ｜ 牡蠣を味わう濃厚ビール

三陸の牡蠣で仕込んだ旨みたっぷりスタウト

牡蠣とビール。

一見意外な組み合わせに見えますが、実はオイスタービールはかつてアイルランドの美食家たちを魅了した歴史のある味わいです。

岩手・三陸広田湾の牡蠣を殻も身もまるごと使って仕込んだオイスタースタウト[*1]。

殻に含まれる炭酸カルシウムが麦汁[*2]の酸をやわらげ、発酵を穏やかにしてくれることで角のないまろやかな味わいに。

牡蠣の旨みがコクを添え、濃厚ながらすっきりとした後味に仕上がっています。

[*1]スタウトとは、焙煎した麦芽を使ってつくる黒ビールの一種。香ばしさとやさしい甘み、クリーミーな口あたりが特徴です。

[*2]麦汁（ばくじゅう）とは、ビールの醸造過程において大麦を煮てでんぷんを糖に変えた液体。これを発酵させるとビールになります。

世界が認めた、三陸発スタウト

三陸・広田湾は、豊かな森からミネラルをたっぷり含んだ水が流れ込む牡蠣の名産地。

この土地で育つ牡蠣は肉厚で、大きな身と濃厚でクリーミーな味わいが特徴です。

出荷までに2〜3年の歳月がかかるため生産量が限られ、希少性と品質の高さから市場でも高い評価を受けています。

かねてより「東北らしいビールをつくりたい」と考えていたブルワリーと陸前高田で牡蠣の養殖を行う地元企業が手を組み、2003年に誕生したのがこのオイスタースタウト。

地元が誇る牡蠣の旨みをぎゅっと閉じ込めた味わいは、国内外で高く評価されています。

〈受賞実績（一例）〉
・2006年 ジャパン・アジア・ビアカップ 金賞
・2008年 ワールド・ビア・カップ 銀賞

岩手の風土とともに歩む、いわて蔵ビール

いわて蔵ビールは、岩手・一関の世嬉の一酒造が手がけるクラフトビールブランド。

地元の素材を活かし、地域の風土をビールで表現することを大切にしています。

三陸の海と職人の感性が生んだオイスタースタウト。

牡蠣好きの方にもスタウト好きの方にも、ぜひお試しいただきたい一杯です。