うつろうお酒・とろっと梅酒｜切なくて愛おしい、一期一会のお酒

吉野の歴史と文化が生んだ、一期一会の日本酒

いつ飲んでも、変わらない味。安定と効率を重視する現代では当たり前なのかもしれません。だからこそ、一期一会のものに対する感動は何ものにも代えがたいのでしょう。

うつろうお酒の最大の特徴は、樹齢100年を超える吉野杉のみを使った木桶仕込みの日本酒であること。

現代日本では、毎年全く同じ味のお酒を効率よく製造するため、ホーロータンクでの酒造りが一般的です。

そんな時代に、温度管理や酵母菌の発酵管理の難しさから敬遠され徐々に失われつつある木桶仕込みの日本酒にあえて挑戦した、うつろうお酒。

木桶で造られる日本酒は機械的にコントロールすることはできません。その年・その気候でしか生まれない一期一会の逸品です。

吉野杉の木桶で仕込まれているため、日本酒に吉野杉の淡い木香が移りました。杉の木特有の上品で穏やかな香りが感じられます。

夏の暑い時期はキンキンに冷やした冷酒で喉ごしよく、冬はぬる燗にして香り立たせながら時間をかけて味わう。季節に合わせて飲み方を変えながら、淡い木香を楽しんで。

一緒に口にする食べ物によって、味の印象が全く違うものになります。チーズと合わせればまろやかに、燻製と合わせれば少しキリッと。肉料理・魚料理などのメインメニューとも相性抜群。料理の美味しさを引き立てると同時に、日本酒の味わいにも深みが出ます。

他にも生魚や乾物など、どの食品と合わせた瞬間が一番自分好みの味わいになるのか見つけ出すことも楽しみの一つ。この変幻自在な魅力も、うつろうお酒の名前の所以です。

開封後は空気に触れることで熟成が進みます。開封直後は日本酒らしいキリリとした味わいですが、熟成が進むとまろやかな口当たりに。

時間が経つほどに色と味わいが変化するため、飲むたびに新しい味に出会えます。もう二度と同じ味には出会えない、そんな一期一会の味を楽しんで。

まるでフルーツを丸ごと口にしているような濃厚さの梅酒

とろっと梅酒は、うつろうお酒をベースに仕込んだ梅酒です。一般的に販売されているリキュールベースの梅酒と比べ、日本酒特有のまろやかな口当たりとなっています。

紀伊半島で上質な梅を生産する王隠堂の梅をふんだんに使用。甘酸っぱい果実が溶け込み、とろみのある濃厚な味わいです。

冷やしてそのまま飲むほか、水割り・ソーダ割りでも美味しくいただけます。濃厚な果実感から、薄めても香りや味をしっかり感じられるため、あまりアルコールに強くないという人でも楽しめるお酒です。

梅酒好きのスタッフからは「人に勧めずにはいられないほど美味しい！」と太鼓判。梅酒好きの方はぜひ一度お試しください。

どこか切なく、けれど愛おしい。

味わいのうつろいを楽しみつつ、吉野の時代のうつろいに思いをはせる。

そんな切なく愛おしいお酒を、特別な人と過ごすひとときや、プレゼントとしてどうぞ。専用のギフトボックスをご用意しています。

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