新築に飾る枝ものコーディネート|おしゃれな飾り方と実例

新築にグリーンを取り入れるなら、空間をさりげなく引き立ててくれる「枝もの」がおすすめです。
インテリアを一気にセンスアップしてくれる枝ものは、ナチュラルからモダンな空間まで幅広いテイストと相性抜群です。本記事では、枝ものをおしゃれに見せる飾り方のコツや、実際のコーディネート実例を紹介します。
新築をおしゃれにコーディネートしたい方、枝もののコーディネートに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
新築に枝ものを飾るメリット3つ

新築に枝ものを取り入れることで、さまざまなメリットが期待できます。中でも主なメリットを3つ紹介します。
1.部屋全体のおしゃれ度がアップする
新築の空間に枝ものを取り入れると、シンプルでありながら洗練されたおしゃれな印象が生まれます。
特に枝ものは、自然な形状や質感がインテリアとバランスよく調和するため、部屋全体のコーディネートをより引き立ててくれるでしょう。
枝ものの高さや飾り方は、ソファや棚などの家具とバランスを取ることで、コーディネート全体に統一感が出ます。
2.家にいながら季節を感じられる
枝ものを使ったコーディネートは、室内にいながら季節の変化を感じられるというメリットもあります。春には新芽が芽吹いた枝もの、夏には爽やかなグリーンが引き立つ枝もの、秋には紅葉した枝や実ものを飾ることで、家にいながら四季を感じられるでしょう。
新築のすっきりとした空間に枝ものを飾ると、日々忙しく過ごしている中でも外の世界とのつながりを感じられるほか、心地よい癒しの空間が完成します。
3.お手入れが簡単で長持ちしやすい
枝ものは、お手入れが簡単でかつ長持ちする点も大きな特徴です。
種類によりますが、基本的に枝ものは3〜5日ほどの水換えと、乾燥している場合は霧吹きをかけることでより長持ちします。
実がついた枝ものや枝ぶりの良いものは、ドライになってもその美しい形を長く楽しめる点も魅力といえるでしょう。種類によっては、手作りのリースやスワッグにアレンジして楽しむのもおすすめです。
枝ものを使ったコーディネートは毎日の手入れが最小限で済むため、引っ越し直後の慌ただしい新築生活の中でも気軽に取り入れられます。しっかりとした素材の枝ものを選べば、飾り方次第で何年も魅力を楽しめます。
また、枝ものは日当たりを気にする必要がないため、グリーンに慣れていない方にもおすすめです。手間をかけずにインテリアコーディネートを楽しみたい方にぴったりの選択肢といえるでしょう。
【場所別】枝ものを取り入れたインテリアコーディネート例
リビング、玄関、ダイニング、書斎・ワークスペースに分けて、場所別のインテリアコーディネート例を紹介します。枝ものを取り入れたコーディネートの参考にしてみてください。
リビング
生活の中で多くの時間を過ごすリビングは、家の中でのメイン空間ともいえます。リビングに枝ものを飾る際のポイントと、コーディネート例を紹介します。
大きめの枝もので空間を引き締める

リビングに大きめの枝ものを取り入れることで、空間を引き締めつつも広々とした印象を保てます。
たとえば、リビングソファの脇に背の高い枝ものを配置すると、目線を遮ることなく部屋全体の景観を保てるでしょう。リビングの出入り口から奥の窓までが一目で見渡せるようなレイアウトにすることで、リビング全体が開放感を持つと同時に、枝ものが空間のアクセントとなります。
部屋の奥行き感が増してリビングが広くみえるため、おすすめのコーディネートです。
テーブルを使う

テーブルを使った枝もののコーディネートもおすすめです。
テーブルに枝ものを飾ることで、空間に自然な高低差が生まれて視覚的にメリハリがつきます。
たとえば、リビングのセンターテーブルに枝ものを飾ると、テーブルの高さを活かして空間全体がバランス良く見えます。床に広がる空間と上に向かって伸びる枝ものの形が調和し、部屋に立体感を与えられるでしょう。
また、テーブルの色や形に合わせた花器を選ぶことで、コーディネート全体に統一感が生まれてより洗練された印象を感じられます。
キッチン
キッチンは家の中でも毎日使う場所だからこそ、自分好みの枝ものを飾ったコーディネートを楽しみたいものです。おしゃれなキッチンに仕上げるためのコーディネート例について、紹介します。
目線の位置より少し上に飾る

キッチンに枝ものを飾るときは、作業の邪魔にならないよう、視界にふんわり入る位置に配置することがポイントです。
キッチンに飾る枝ものは、目線より少し上の棚の上や、カウンターの端などがおすすめです。動線をふさがずに、自然と視界に入る高さに飾ることで、枝ものの美しさをさりげなく楽しめるでしょう。
さりげない場所に飾ると、生活感が出やすいキッチンの中でもすっきりと整った印象を保てます。
花器は小ぶりで安定感のあるものを選ぶ

キッチンは、料理や配膳などで手を動かすことが多い場所だからこそ、飾る枝ものには安定感が欠かせません。
キッチンに枝ものを飾る際は、倒れにくくて扱いやすい小ぶりの花器を選ぶと安心です。土台がしっかりとした花器は、うっかり手が当たっても倒れにくいため、毎日の家事の中でもストレスなく飾れます。
また、コンパクトなサイズ感の花器はキッチンの限られたスペースにも無理なくなじみ、全体のコーディネートにも統一感が生まれるでしょう。
ダイニング
ダイニングは毎日の食事だけでなく、家族や友人と交流する際も活用される大切な空間です。ダイニングのおしゃれ度がアップする、枝ものコーディネート例を紹介します。
抜け感のある枝ものを選ぶ

ダイニングに飾る枝ものは、空間に心地よさを添える存在です。だからこそ、枝が密集しているものよりも、ふんわりと抜け感のある枝ものを選ぶのがポイントです。
抜け感のある枝ものは空間に圧迫感を与えないため、食卓の雰囲気を壊すことなく自然に調和します。
軽やかな枝ものは、ダイニングにナチュラルな彩りを加えながら、ダイニング空間をおしゃれに引き立ててくれるでしょう。
香りが強すぎない枝ものを選ぶ

ダイニングで枝ものを楽しむときには、香りの強さに気を配ることもポイントです。
料理に枝ものの香りが混ざってしまうと、食事の時間を楽しめなくなる可能性があります。そのため、強い香りを放つ枝ものは避けて、香りが控えめ、または無香に近いものを選びましょう。
ダイニングに飾る場合は、視覚的に癒しを感じられて、食卓にそっと寄り添ってくれる枝ものを選ぶことがポイントです。
書斎・ワークスペース
主に作業に集中するために使う、書斎・ワークスペースに飾る枝もののコーディネート例を紹介します。
デスク周りに飾る

作業中でも視界に入るデスク周りに枝ものを飾ると、休憩中の癒しやリフレッシュ効果が期待できます。
飾る際は作業の妨げにならないよう位置やボリュームを工夫すると、より快適な空間に仕上がるためおすすめです。パソコンの横やデスクの端に小ぶりな枝ものをそっと置くだけでも、空間の印象が一気に変わるでしょう。
枝ものの自然なフォルムが、直線が多くなりがちなワークスペースに柔らかさをプラスして、心地よく集中できる環境を整えてくれます。
窓際に飾る

書斎やワークスペースに窓がある場合は、窓際に枝ものを飾るのもおすすめです。
自然光に照らされる枝葉の影が心地よく、時間の流れや天気の移ろいを感じさせてくれるでしょう。
また、グリーンには目の疲れを和らげる効果も期待できるといわれています。休憩の際に視線を外に向ければ、魅力的な枝もので気分転換やリラックス効果が得られるかもしれません。
新築に枝ものをコーディネートする際のコツ
新築に枝ものをコーディネートする際は、いくつかのポイントがあります。中でも押さえておきたいコーディネートのコツについて紹介します。
1.基本のバランスは「器1:枝1.5〜2以上」
枝ものをおしゃれに見せるためには、花器と枝の高さのバランスが重要です。
押さえるべきポイントは「器1:枝1.5〜2以上」です。たとえば、高さ30cmの花器であれば、枝ものはおおよそ45〜60cm以上を選ぶと、伸びやかで存在感のある印象に仕上がります。
この比率を意識することで、空間に映えるシルエットになり、洗練されたコーディネートが簡単に完成します。
2.大きい枝ものは床置きで飾る
コンパクトな枝ものはテーブルやカウンターに置くと視線に入りやすいですが、1m以上の大ぶりな枝ものは、床置きするのがおすすめです。
ダイナミックさを感じられるほか、シンプルながら存在感があるため、部屋の雰囲気を一気に変えてくれるでしょう。
3.あえて崩して飾る
枝ものを飾るときは、まっすぐきれいに整えるよりも、少し崩すような飾り方がこなれ感を演出してくれます。
特に短めの枝が多いときは、花器の中心にまっすぐ入れるより、花器の口径を活かして枝を斜めに傾けるように生けるのがおすすめです。枝が自然に広がり、動きのあるダイナミックなシルエットになるでしょう。
崩して飾る際は切り口が浮くため、水に浸かっていることをしっかり確かめることがポイントです。
新築には季節を感じられる「枝もの定期便」もおすすめ
SiKiTOでは、暮らしの中にさりげなく季節を取り入れられる「枝ものの定期便」を行っています。
毎月違う季節の枝ものが届くため、飾るだけでその時期ならではの空気感を味わえます。届いた枝ものを飾るたびに、新築での暮らしがより豊かになるでしょう。

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また、新築に枝ものを飾る際は、魅力的な花器選びも欠かせません。以下の記事では、おしゃれなインテリアコーディネートにおすすめの花器を紹介しています。

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まとめ
枝ものは、シンプルでありながら空間に存在感を与えてくれるインテリアアイテムです。新築に枝ものを取り入れることで、部屋に季節感が加わり、より心地よい空間が生まれるでしょう。
本記事を参考にしながら、おしゃれな枝ものコーディネートを楽しんでみてください。
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