【枝もの定期便 2023年10月】
桐の枝
みなさまこんにちは。
「枝もの定期便」では、その時々の天候や仕入れ状況に応じて、プロが選定したベストな枝ものをお届けしています。
今回の枝もの便りは『桐の枝』です。
(仕入れ状況によってお届け内容は変わります。ご了承ください)
ノウゼンカズラ科キリ属。原産地は中国。
ベルベットのようなたくさんのベージュの実。と思いきやこれ、「つぼみ」なんです。
桐は中国では鳳凰が宿る木と言われ、神聖な樹木として扱われています。そのイメージは日本にも引き継がれ大切にされてきました。
現代でも500円玉硬貨のモチーフのひとつとして使用されています。
もうひとつ驚くのは、日本の樹木の中でトップクラスのその「軽さ」。
乾燥気味なのでドライにもしやすく様々なシーンで重宝される花材でもあります。
粉が落ちるので、飾る場所は気をつけてお選びください。
ようやく暑さが和らいできたこの頃。秋を感じる枝ものとしてお楽しみくださいね。
次回の枝もの便りも、どうぞお楽しみに。