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記事: インテリアとして主役になれる!失敗しない花器の選び方


インテリアとして主役になれる!失敗しない花器の選び方


インテリアとして主役になれる!失敗しない花器の選び方

おしゃれなインテリア空間をつくるうえで、室内に自然をもたらしてくれる植物は、重要な役割を果たします。

そして、植物や枝ものを取り入れる際にはおしゃれな花器選びが欠かせません。

この記事では、失敗しない花器の選び方や飾り方のコツ、おすすめの花器について紹介しています。花器選びに迷っている方、おしゃれな部屋づくりに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

おしゃれな花器の選び方

おしゃれな花器の選び方

植物の魅力を存分に引き立たせてくれる花器。デザインや素材などバリエーションが豊富なため、どれを選べばいいか迷ってしまう方も少なくありません。

植物の良さを引き立てつつ、インテリアのアクセントにもなるおしゃれな花器の選び方を紹介します。

1.口径・高さで選ぶ

花器を選ぶ際は、飾りたい植物や枝ものをイメージしながら、口径・高さで選ぶのがポイントです。

花器と、植物や枝もののバランスは「花器1:植物1.5〜2以上」が最適といわれています。例として、75〜90cm以上の植物を飾りたい場合は30cmの高さの花器を選ぶと、おしゃれに仕上がります。

また、飾る植物によっては口径が小さすぎると窮屈な印象を与える一方、大きすぎると散らかった印象を与えてしまうことがあります。

花器を選ぶ際は植物とのバランスを考えて、口径や高さにも注意して選びましょう。

2. 形状で選ぶ

インテリアとしての花器にはさまざまな形状があり、定番は以下の4つです。

  • つぼ型
  • 筒形
  • ラッパ型
  • ユニークな形

つぼ型の花器は、バランスがとりやすく安定感があります。中のお水もしっかり入れられるため、重心が安定して倒れにくいのが魅力です。花器の下部分が丸く膨らんでいて底面が広いデザインを選ぶと、より安定感を感じられるでしょう。

上から下までが同じ幅で、真っ直ぐなのが筒形の花器の特徴です。安定感があるため、背の高い植物を飾るのにも最適です。見た目もシンプルでインテリアを邪魔しないため、スタイリッシュな空間を演出しやすいでしょう。

ラッパ型の花器は、その名の通り、口に向かって広がるラッパのような形が特徴です。 花束をふんわりと飾るのに適しています。 茎や枝が動きやすいため、1本だけ飾る際は、花器の口に十字にセロハンテープを貼って固定させるなどの工夫が必要です。

ユニークな形状の花器は、デザイン性を重視する方におすすめです。 最近は試験管のようなデザインやドーナツ型のデザインまで、さまざまな形状の花器があります。中に植物を入れていないときでも、インテリアのアクセントとして活躍してくれるでしょう。

花器の代表的な形

良い点

注意点

つぼ型の花器

つぼ型

バランスがとりやすく安定感がある、倒れにくい

口径が狭すぎると中が洗いづらい

筒型の花器

筒形

見た目がシンプルでおしゃれ空間を演出しやすい

スリムな花器の場合、倒れやすい

ラッパ型の花器

ラッパ型

花束がふんわりと広がって躍動感が出る

植物やお花の本数が少ない場合は散らばってしまう

ユニークな形の花器

ユニークな形

デザイン性が高く、植物を入れなくてもおしゃれ

デザインによっては倒れやすく、洗いづらい

3.カラーで選ぶ

花器には多くのカラーがあるため、インテリアのテイストに合わせて選びましょう。

どれを選ぶか迷っている方、インテリアコーディネートが初めてで不安な方は、白いシンプルな花器がおすすめです。どのような種類の植物でも合わせやすく、インテリアのテイストや背景を選びません。

また、白色の花器は飽きが来ないため、長く使えるのも魅力です。

4.素材で選ぶ

花器は、素材で選ぶものおすすめです。 定番の素材には、以下の3つがあります。

  • ガラス製
  • プラスチック製
  • 陶器

ガラス製の花器は、透明感があり、インテリアに涼しげな印象を与えてくれます。窓際に置くことで光が透けてゆらめいて見えるのも、ガラス製の花器ならではの魅力です。

プラスチック性の花器は、落としても割れないため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して飾れます。また、プラスチックは色や形もさまざまで、デザインが豊富です。比較的リーズナブルなものが多いため、気分によって変えるとさらに楽しめるでしょう。

厚みや重量感があり、空間に落ち着きを与えてくれるのが陶器の花器の特徴です。植物を飾るのはもちろん、インテリアとしても抜群の存在感で、置いておくだけで上品な空間を演出してくれるでしょう。和テイストやヨーロピアン風、北欧風など、さまざまなインテリアに合わせられます。

部屋がセンスアップする花器の飾り方

部屋がセンスアップする花器の飾り方

インテリアとして植物を飾る際、部屋がセンスアップするおすすめの飾り方をご紹介します。

枝ものを飾る

四季のある枝もの

インテリアに鮮やかな植物を加えることで、部屋全体のおしゃれ度合いがアップします。特に枝ものは季節ごとにさまざま種類を楽しめるため、部屋の中にいながら四季の移ろいを感じられます。花器に挿すだけで、手軽に自然の彩りをプラスできるでしょう。

枝ものと花器の基本バランスは「器1:枝1.5-2以上」がおすすめ

枝ものと花器の基本バランスは「器1:枝1.5-2以上」がおすすめです。例えば30cmの高さの花器を使うのであれば、75-90cm以上の枝ものを生けると伸びやかかつ迫力のある仕上がりに。

より詳しく知りたい!という方は、ぜひ以下をチェックしてみてください。

「枝もの」の飾り方プロが教える、おしゃれなアレンジテクニック&コツ

「枝もの」の飾り方
プロが教える、おしゃれなアレンジテクニック&コツ

SiKiTOでは、プロが厳選した枝ものをお届けする「枝もの定期便」を行っています。

早春には鈴のような黄色い花が特徴の「連翹(レンギョウ)」や、春は日本の花として親しまれている「桜」、夏は涼しげな印象を与える「ドウダンツツジ」、秋は実の色の変化を楽しめる「野バラ」、冬はドライ枝を真っ白に塗った「白塗り枝」など、四季の移ろいを感じられる枝ものを厳選してお届けしています。

季節に合ったおしゃれな枝ものを取り入れたい方は、ぜひ以下をチェックしてみてください。

枝もの定期便

枝もの定期便|季節の枝ものをご自宅にお届け

お花を一輪挿し

シンプルにお花を1本だけ生ける一輪挿しは、基本的なスタイルながら難しく感じることもあります。美しく生けるためのポイントとしては、まず不要な葉やつぼみを取り除き、スッキリとした印象に整えましょう。

また、お花と花器のバランスも重要です。一般的には「花1:花器1」の比率が美しく見えるとされていますが、一輪挿しの場合は「花0.5:花器1」のバランスを意識すると、洗練された仕上がりになります。

デザイン・サイズの異なる花器を複数飾る

デザイン・サイズの異なる花器を複数飾る

異なるサイズやデザインの花器を2〜3つ組み合わせて、インテリアとして飾る方法もあります。1つだけでも十分インテリアのアクセントとしておしゃれですが、複数取り入れることで、より洗練された印象になります。

統一感を出したい場合は、同じ素材の花器を選ぶのがおすすめです。バランスを意識しながら配置すれば、シンプルながらも魅力的なインテリアを演出できます。

インテリア空間を彩るSiKiTOの花器

SiKiTOでは、素敵なインテリア空間を演出する花器を取り揃えています。中でもおすすめの3つを紹介します。

EDA VASE | 枝ものを美しく飾る、コンパクトな花器

EDA VASE | 枝ものを美しく飾る、コンパクトな花器

「EDA VASE(エダベース)」は、青山フラワーマーケットと共同開発し、「Red Dot Award: Product Design 2022」を受賞した花器です。季節に合った枝ものを、コンパクトかつ美しく飾れます。

この花器の特徴は、花瓶とスタンドの組み合わせによって水替えを手軽にした点です。金具部分は高級感のあるアンティーク調のゴールドペイントで、枝ものの魅力を一層引き立ててくれるでしょう。

edavase

EDA VASE | 枝ものを美しく飾る、コンパクトな花器

2.KOHAN|ヴィンテージカラーのガラス製枝もの花器

KOHAN|ヴィンテージカラーのガラス製枝もの花器

レトロカラーと、厚みのあるぽってりシルエットが特徴の花器です。

アンバー/モスの2色展開のため、好きなカラーから選べるのも嬉しいポイントです。 サイズはSとMがあり、枝もののボリューム感を出したい方、長めの枝ものを飾りたい方など、インテリアに合わせて自由に選べます。

口径のフチが広がっているため、指を引っ掛けると簡単に持ち上げられて機能性も抜群です。

KOHAN

KOHAN | ヴィンテージカラーのガラス製枝もの花器

3.NENRIN|小ぶりな枝ものにちょうどいい、スリムな枝もの花器

NENRIN|小ぶりな枝ものにちょうどいい、スリムな枝もの花器

小ぶりな枝ものを飾るのに最適な花器です。シンプルなデザインだからこそ、どんなインテリア空間にもなじみ、使い勝手の良さが魅力です。

土の温かみを感じる質感にムラのある塗装を施しており、枝ものやお花と相性抜群です。外側はマットな仕上げ、内側はツヤのある釉薬仕上げで、さりげない質感の違いを楽しめます。

コンパクトなサイズ感を活かして、テーブルやチェアの上に置くのもおすすめです。窓辺に配置すれば、木漏れ日が床に映る演出も楽しめるでしょう。

NENRIN

NENRIN | 小ぶりな枝ものにちょうどいい、スリムな枝もの花器

4.Bouquet Vase|バイカラーとフォルムが目を奪う枝もの花器

Bouquet Vase|バイカラーとフォルムが目を奪う枝もの花器

大胆なバイカラーと独特のフォルムが印象的な花器です。芸術作品のような美しい佇まいが、空間に洗練された雰囲気をもたらします。

アンバーとスモークのコントラストが際立つデザインは、置いておくだけでもインテリアのアクセントになります。シンプルながら存在感があり、何も入れなくても魅力的なインテリアの一部になるでしょう。手に取ると、軽さに驚くほどの繊細な仕上がりも特徴です。

スリムなシルエットの花器には、すっと伸びた枝ものがよく映えます。インテリア空間に自然の美しさを引き立ててくれるでしょう。

Bouquet Vase

Bouquet Vase | バイカラーとフォルムが目を奪う枝もの花器

まとめ

花器は、花や枝ものを飾るだけでなく、空間にアクセントを加えるインテリアアイテムとしても活躍します。シンプルなデザインのものはどんなインテリアにもなじみやすく、簡単におしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。

花器を選ぶ際は、サイズ・カラー・形状・素材にも着目して選ぶのがポイントです。自分好みの花器に枝ものやお花を生けて、素敵なインテリア空間をつくってみてはいかがでしょうか。

    
柴垣瑛才

この記事を書いた人
柴垣瑛才

美術大学ではインダストリアルデザインを学び修士号を取得しました。 SiKiTOで担当したEDA VASEは多くのお客様に支持され、国際的なデザイン賞も獲得。 現在は今月のお便りをはじめ幅広くSiKiTOのデザインを支えています。趣味は写真と山歩き。

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