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記事: 【枝もの図鑑|冬】ヤドリギ


【枝もの図鑑|冬】
ヤドリギ


みなさまこんにちは。

SiKiTOの「枝もの定期便」では、その時々の天候や仕入れ状況に応じて、プロが選定したベストな枝ものをお届けしています。

今回ご紹介する枝ものは『ヤドリギ』です。

ビャクダン科ヤドリギ属の半寄生植物。漢字では「宿り木」や「寄生木」と書きます。

主に日本を含む東アジア、ヨーロッパ、西アジアに分布し、日本では北海道から九州にかけて見られます。地面に根を張るのではなく、樹木の枝に寄生して生育し、自らも光合成をも行う半寄生植物です。

冬時期にかけて白や淡黄色の実をつけ、冬には落葉した宿主の枝の間にこんもりした丸い緑の姿が浮かび上がり、街中で見つけられることも。

その不思議な姿は世界中で神聖視されています。

規則的に枝分かれするヤドリギは、数本ラフに束ねるだけでおしゃれなスワッグに。

ヨーロッパにはロマンチックな伝説がいくつもあり、魔除けとしてもよく知られています。

 

*SiKiTOの枝もの図鑑は、こちらから。

    

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