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記事: 【枝もの産地形成】アセビの名産地・奈良に今年も訪問|2025年7月


【枝もの産地形成】
アセビの名産地・奈良に今年も訪問|2025年7月


盛夏の枝もののひとつ「アセビ」の出荷に関する打合せのため、今年も代表 佐藤が奈良県を訪問しました。

アセビは全国各地に広く自生している常緑樹の一種ですが、観賞用の切り枝として人気がある可愛らしい小葉のものは奈良県、三重県、和歌山県あたりにしかないといわれています。

SiKiTOでは品質のよいアセビを安定的に仕入れるため、2年前から関西のなにわ花市場を通じて奈良県内生産者さんのものを主に仕入れています。
今年の訪問でも、ツヤツヤの葉が美しいアセビを現地で見ることができてほっとしています。

「生産者さん」といっても、アセビは畑などで栽培しているのではなく、山中の自生樹を採りにいく「山採り」スタイル。道なき道中ではヘビや蜂との遭遇も日常茶飯事です。

自然は決して優しいだけの存在ではないということを改めて実感します。

山道に慣れていない人間にとって、アセビの群生地までの道のりもなかなかの恐怖…!

新緑時期に淡い赤色だった新芽は季節が進むにつれて黄緑になり、やがて深い緑になります。枝ものとして長く飾れるのは、葉が深緑になったもの。枝もの定期便ではその時期を待ってからお届けしています。

ほぼ手付かずの自然環境で育ったものなので、出荷前の検品はより念入りに。

お客様のご自宅に、山の風情をお届けできますように!

 

アセビの枝もの図鑑はこちらから。

 

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