【枝もの定期便1周年イベント】
四季を感じる枝ものの集い〈2023春・花見〉
2022年3月にサービスを開始した「枝もの定期便」。その1周年を記念して、お客さまへ感謝を伝える場として初めてのリアルイベントを開催しました。
所狭しと桜を並べた空間で、枝もの定期便に深く携わるフラワーデザイナー・岡寛之さんのライブアレンジなどを開催。
枝ものを愛するみなさまと一足早いお花見を楽しんだ当日の様子をレポートします。
フラワーデザイナー 岡さんのライブアレンジメント
初めは、枝もの定期便の立ち上げから運営にも携わってくれているフラワーデザイナー 岡さんによるライブアレンジメント。
啓翁桜や河津桜など、複数の桜を安定感ある花器にバランスよく生けていきます。
枝ものの扱い方のコツなども紹介しながら、まるで翼のように広がっていく桜たち。
完成した作品は、写真に収まりきらないほどの迫力!異なる種類の桜を使っているため、色合いによる立体感が生まれています。
「花を飾るときに思ったとおりの場所で止まってくれないとき、それは花がその場所を嫌がっているからだとよくいわれます。アレンジするときは、花との対話も楽しんでみてください」という岡さんの言葉が印象的でした。
続いては、EDA VASEを使ったアレンジも。
すらっと伸びる啓翁桜と弓形に広がるコデマリをあわせて、桜が咲く野山の風景をイメージした作品となりました。
さらに、プロならではのテクニックが続々。
小鉢から桜が生えているような、不思議な浮遊感のある飾り方を見せてくれました。
種明かしがこちら。上下を切り落とした枝をつっかえ棒のように固定しています。
「枝を押し込むときに力がかかるので、薄い器や高級な器は避けたほうがよいですよ!」と、大切なアドバイスもいただきました。
こちらも、重力から解き放たれたかのようなアレンジ。ゲストのみなさまからも驚きの声があがりました。
枝の根元をL字に曲げて器に差し、石で固定しています。
この器も、花器ではなく食器。岡さんのご自宅では花器と食器の境目はゆるやかなのだそうです。
当社代表 佐藤から感謝のご挨拶
つづいては、この1年間枝もののお届けに奔走し続けた当社代表の佐藤からご挨拶。
1年間の軌跡を振り返りながら、最近赴いた枝ものの生産現場についてもご紹介しました。
暮らしの空間を彩る枝ものがどのように育てられているのか、なかなか聞く機会のない話にみなさま興味津々。
これから、SiKiTOブログ内「枝もの便り」でも継続的にご紹介していく予定です。
会場には、人気花器やオリジナル雑貨も
枝もののある暮らしに欠かせない花器の展示販売コーナーでは、実際のサイズ感や素材を確かめてくださる様子が見られました。
ウェルカムドリンクとしてお渡しした、アルコール2%の本格IPA「Phew!(ふゅ〜っ)」もご好評でした。
枝もの定期便1周年を記念して開催した「四季を感じる枝ものの集い〈春・花見〉」。
岡さんのアレンジテクニックに見入りつつ、すぐに真似できそうな技の数々はさすがの一言!
会場を飾った桜やコデマリ、ユキヤナギなどの枝ものは、お土産としてお持ち帰りいただきました。花とともに笑顔で会場を後にする姿が心に残っています。
枝もののある暮らしを愛するみなさまと直接お会いし言葉を交わす時間は、webストアを運営する私たちにとって、とても貴重な機会でした。
次回の開催も、是非お楽しみに。
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