【枝もの定期便イベント】
四季を感じる枝ものの集い〈初冬・クリスマス〉
2023年の年の瀬に、大切なお客様とともに初冬の枝ものを楽しむイベント「四季を感じる枝ものの集い〈初冬・クリスマス〉」を行いました。
迫力の枝ものライブアレンジメントやスワッグ制作ワークショップの様子をレポートいたします。
会場はSiKiTOを運営するTRINUSの本社。コンパクトな事務所に所狭しと秋冬の枝ものを並べてお客様をお迎えしました。
まずはTRINUS代表 佐藤からお客様へのご挨拶。SiKiTOが目指すビジョンや今後注力していく活動についてお話しました。
「ロス枝活用のための各取り組み」「奈良県黒滝村の自生アセビ活用プロジェクト」「農業資源を活用した新サービス開発」など、ついつい熱のこもったご挨拶となりました。
つづいては、枝もの定期便の運営にも携わるフラワーデザイナー・岡寛之さんによる枝ものライブアレンジ!
ゴブレット型の大きなガラス花器に最初に生けられたのは、立派な枯れ枝。
夏に使ったブルーベリーの枝ぶりが気に入り、この日までベランダで雨晒しにしていたのだとか。
この枯れ枝で作品の輪郭をとると、ユーカリ、ナンキンハゼ、ビバーナムティナス、アカシアなどをダイナミックに生けていきます。
葉を落とした枝に常緑のユーカリが加わりシックな実ものが1本ずつ添えられていく様子は、野山の季節が秋から冬へと進んでいくタイムラプスを見ているような感覚に。
ふたつめの作品はEDA VASEを使ったアレンジ。
長尺の白塗り枝にナチュラルなオーナメントを飾り付けると、繊細で美しいホワイトツリーに変身しました。
「枝もののお手入れでカットした小枝がもったいなくて…」というお客様の声を聞き、手軽なアレンジ方法も教えてくれました。スワッグにしたり、短い小枝をたくさん集めてリースにしたり。
「気負わずざっくりとまとめた感じが、むしろ魅力になる」のだそうです。
ライブアレンジが終わる頃には、テーブルには大小様々な作品がずらりと並びました。
イベント後半は秋冬の枝ものを使ったスワッグ作りのワークショップ。
今回使用した花材の一部は、枝もの定期便のロス枝を活用しています。
岡さんのレクチャーを終えるといよいよお客様も制作スタート。どなたも真剣な表情で理想の仕上がりを目指して奮闘されていました。
スワッグの形が決まったら、必ず「輪ゴム」で束ねます。紐だとドライになる過程で枝が細り抜けてしまうのだそうです。
輪ゴムの上からフック用のワイヤーとリボンを巻いたら、完成です👏
同じ花材を使っているのに完成作品はひとつずつ違う表情になり、私たちも驚きました。
会場内の枝ものはお土産としてお持ち帰りいただきました。「どこに飾ろうかしら」と笑顔で悩まれていた様子が印象に残っています。
次回の枝ものの集いは、桜の時期に開催予定です。お客様と一緒にお花見できる日を楽しみにしております。
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